金沢を建築文化目線で散策してきました。Part1

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【石川県】今年のお盆休みも、どこの観光地もにぎわっていたと思いますが、今回石川県・金沢市に北陸新幹線で行って来ました。*里帰りです。

北陸新幹線
 2015年3月に開業した北陸新幹線を利用して向かいました。片道最速2時間28分です。(今までより1時間20分の短縮。)
ちなみに、北陸新幹線についての運賃・時刻表などはコチラをどうぞ。(北陸新幹線スペシャルサイト 北陸新幹線について

 さて、その外観の特徴といえば「ブルー」のイメージが強いですが、コンセプトの「”和”の未来」を目指して、ブルーをさらに「空色」と名乗り、使用されたそうです。

普通車は暖色系で、グリーン車は「ブルー」系でまとめられています。こちらの「ブルー」=「群青色」は・・・

加賀・前田家の別邸をイメージ

北陸新幹線かがやき グリーン車

こちらの車内のカラーと下の格子模様が成巽閣(せいそんかく)の群青の間からイメージしたそうです。(【金沢観光】カワイイがいっぱい!前田家奥方御殿 成巽閣を金沢コンシェルジュが紹介! – NAVER まとめ より

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 上部の写真が「成巽閣」正面玄関。残念ながら館内の撮影は禁止で、「群青の間」は撮れませんでした。
群青の天井写真は、NAVERまとめのコチラをどうぞ。
 正面入口とは、別の入り口で、兼六園園内からですと、「赤門」から入館することができます。

インフォメーション

お問い合わせ先:公益財団法人 成巽閣(せいそんかく)
住所:金沢市兼六町1-2

公式サイト

 さて、今回なじみ深い土地勘のあるところなのですが、新幹線開通で多くのメディアにも特集で取り上げられているので、
はて? どのようにブログに掲載しようか?と悩んでおりましたが、ちょうど金沢工業大学建築系の学生さんが、金沢の建築やまちなみの魅力を紹介した散策マップを作成した事をサイトで知り、こちらを参考に散策して取り上げてみることにしました。

カナザワケンチクサンポ

金沢の建築文化発信事業

平成24年度から金沢市との連携事業である「金沢の建築文化発信事業」の一環として、建築系学生による金沢建築散策マップ「カナザワケンチクサンポ」を作成し、これまでに4つのエリアを対象としたマップを作成しました。(金沢工業大学サイトより

現在Vol.1~Vol.4(詳細サイト。それぞれpdfデータで閲覧できます。)までありますが、今回はVol.1(pdfデータ)の30分コースで本多町周辺を中心に散策してきました。

鈴木大拙館

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 金沢市下本多(現 本多町3丁目)出身の仏教学者であり思想家・鈴木大拙(1870-1966) 。「近代日本最大の仏教者」とも言われ、禅の思想・文化を広く海外に知らしめた方です。

建築は、「玄関棟」「展示棟」「思索空間棟」を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」によって構成されています。(鈴木大拙館サイトより

 2011年設計で、設計者は金沢市にゆかりの深い日本芸術院会員の谷口吉生氏。
ちなみ、金沢では金沢市立玉川図書館を設計。あと以前「展覧会ニュース」で取り上げた丸亀市猪熊弦一郎現代美術館も携われています。

900匹の猫まっしぐら!?  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の企画展。
【香川県】丸亀市猪熊弦一郎現代美術館では、「猪熊弦一郎展 猫達」が開催されております。同氏が描いた猫の絵を、作風や技法、他のモチーフとの組合...

 3年前の冬頃に、初めて訪れたのですが、こちらは凄くおすすめです!
外国人観光客も訪れてましたが、個人的には、iPhone好きのユーザーや、デザイン好きな方には魅力的な場所だと思います!

「抽象的思考や論理的分析よりも直感的な理解や意識のほうが重要だと、このころに気づいたんだ」(ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズI』講談社)スティーブ・ジョブズのシンプル思考と禅の思想 PRESIDENT Onlineより

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どうですか? 静寂な中でのシンプルな建物(「思索空間棟」)。

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「思索空間棟」内。

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屋根からの水滴が定期的流れ、「水鏡の庭」には波紋が。

初めて訪れた3年前の冬頃は、室内も撮影ができたのですが、今回は撮影禁止でした。(室内から庭園への撮影は可能です。)
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インフォメーション

住所:石川県金沢市本多町3丁目4番20号

公式サイト

金沢市立中村記念美術館

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当館の歴史は、金沢で酒造業を営む実業家で茶人の中村栄俊氏(1908~1978)が創立した財団法人中村記念館に始まります。(美術館サイトより

 写真の右側が現在の本館で、左側が旧中村邸。昭和3年(1928年)建築。新館開館後、再度改装され、現在は茶会や花展などで多目的に利用されているそうです。

インフォメーション

住所:石川県金沢市本多町3-2-29

公式サイト

ちなみに・・・
「金沢市立中村記念美術館」から「鈴木大拙館」の間には、緑の小径として散策路が続いております。

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写真の左側が「散策路・緑の小径」の入口。

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小径をたどっていくと・・・

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鈴木大拙館内には入ることはできませんが、「水鏡の庭」を覗くことができます。(人物がいるところです。)

さらなる、詳細についてはコチラをどうぞ。(鈴木大拙館サイト 周辺の見どころ

*なお、中村記念美術館から石川県立美術館をつなぐ坂の散策路「美術の小径」もあります。詳細はコチラをどうぞ。(ほっと石川旅ねっとより)

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辰巳用水の流れが涼しくていい景観です!

記事はPart2に続きます。

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