藤田嗣治生誕130年。そして活動を支えた一人のアメリカ人。

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【北海道】伊達市教育委員会が管理している、藤田嗣治の銅版画が、来年の生誕130年の節目を記念し、販売されるそうです。今回の販売にあたっての経緯は・・・

[ F ] Leonard Tsuguharu Foujita -  Jeune fille au turban raye (1950) - Detail

シャーマンコレクションから

作品を市教委に寄託している横浜市の河村泳静氏が代表を務める河村アートプロジェクトが販売し、益金の一部はNPO噴火湾アートビレッジ(本部伊達市)の活動に寄付され、伊達での芸術家育成などに使われる。 (室蘭民報ニュースより

今回販売されるのは、GHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーの依頼で藤田が制作したとされるクリスマスカード「キリスト生誕」(版面サイズ120ミリ×120ミリ)をはじめ「東方三博士の礼拝」(同120ミリ×120ミリ)、「猫」(同160ミリ×120ミリ)の3点。(室蘭民報ニュースより

詳細は、コチラをどうぞ。


 シャーマンコレクションとは、連合国軍総司令部(GHQ)民政官だったフランク・E・シャーマン氏の収集のこと。
日本着任後、藤田ら多くの文化人と交流を持っていたそうです。
 2007年、そのシャーマンコレクションが、伊達市に贈られる際のニュースも室蘭民報ニュースでは、取り上げておりました。
「シャーマンコレクション5000点、伊達市に贈られる」
 またフランク・シャーマンと藤田嗣治氏との関係性も描かれた書籍もありますね。

1940年、陥落直前のパリを引き揚げて帰国。戦時中は日本軍の依頼で戦争画を描いた。戦後、戦犯のそしりを受けるが、日本美術に造詣が深いGHQ軍属、フランク・シャーマンの尽力でパリに戻り、藤田は新たな画境を開いていく。(日刊ゲンダイ|「藤田嗣治とは誰か」矢内みどり著より

藤田嗣治(ふじたつぐはる)

明治19年(1886)-昭和43年(1968)
東京に生まれ、チューリッヒで没。

乳白色の地塗をほどこした画布に、日本画の伝統的な線描を生かした独自の技法で描き続けた。(ギャラリーボヤージュサイトより

面相筆(めんそう‐ふで)による線描を生かした技法は有名。 図柄は、少女、猫が特に人気ですね。

ちなみに…
 東京国立近代美術館では、MOMATコレクション として「特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」が開催しております。
所蔵する藤田嗣治氏の全作品25点と特別出品の1点、合計26点が展示。
特に戦争画14点の一挙展示は初の機会だそうです。
会期は、2015年12月13日(日)まで。


 詳細は美術館サイト上の、コチラをどうぞ。

そして…
 オダギリジョーが藤田嗣治を演じる映画「FOUJITA」が来月公開されます。11月14日から角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国公開。
詳細はオフィシャルサイトの、コチラをどうぞ。

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