【全国】オーストリアのウィーン美術史美術館の改装工事に密着したドキュメンタリー映画『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』が、まだ早いですが本年2016年11月よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開されるそうです。
今年で創立125周年
本作は、2012年から大規模な改装工事に着手した美術館の改装から再オープンに至るまでの舞台裏に、解説やインタビュー、音楽を一切排したダイレクトシネマの手法で迫った実録映画。館長から清掃員、運搬係から美術史家、繊細な絵画の復元作業を日々重ねる修復家、美術館の中で自分がチームにうまく組み込まれていないと感じるゲストサービス、定年にさしかかった貴族出身のコレクション責任者、オークションでスリルと落胆を味わう美術史家に至るまで、美術館に関わるありとあらゆる人々にカメラが向けられる。(シネマトゥデイ 執筆者:編集部・海江田宗氏より)
[映画]ウィーン美術史美術館の裏側!館長から修復家、美術史家、運搬係、清掃員にもカメラ向ける https://t.co/hcEge4Pn4d pic.twitter.com/ICVmxCKFCQ
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2016年4月5日
「グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状」が2016年11月から東京を皮切りに全国で順次公開!: ウィーン美術史美術館の裏側に密着、音楽や解説を排した記録映画 https://t.co/QtqymdX63G via @CINRANET
— ADVANTAGE AUSTRIA JP (@austria_in_JP) 2016年4月6日
東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでの『ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生』(会期終了)紹介ページでも掲載しましたが、ウィーン美術史美術館は、美術品の収集に熱心だったハプスブルク家の400年からなる宮廷コレクションが元になっているそうです。
インフォメーション
タイトル:グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状
原題:The Great Museum
配給:スターサンズ/ドマ
ちなみに…
近年の「美術館を扱ったドキュメンタリー映画」としては、『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』、その続編の『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(公式サイト)、『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』(公式サイト)がありますね。*3作品ともDVD化もされております。