設計・黒川紀章「中銀カプセルタワービル」 保護に向けた運動とは?

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【東京23区】故・黒川紀章氏が設計したカプセル型の集合住宅「中銀カプセルタワービル」を主題とした書籍の出版に向けた支援募集が、クラウドファンディングとして開始。目標金額は150万円で、募集期間は2015年8月14日(金)まで。

*こちらのプロジェクトは終了しております。

Nakagin Capsule Tower

銀座8丁目にある、集合住宅「中銀カプセルタワービル」

銀座にある、黒川紀章氏設計の「中銀カプセルタワービル」。
このたてものを愛してやまない住人たちが、保存・再生運動の一環として企画した出版プロジェクト。(クラウドファンディング「MotionGallery」より


 世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅(マンション)として、建築家・黒川紀章(くろかわ きしょう、1934年-2007年)によって、1970年‐1972年設計・竣工されたそうです。1996年近代建築に関する国際的な学術団体Docomomoにより、今話題の世界遺産にノミネートもされたとのこと。そんな建物の室内がかなり気になりますが?

メタボリズム建築の室内

 メタボリズムとは、1959年に黒川氏ご自身ら都市計画家グループで開始した建築運動。新陳代謝(メタボリズム)から名をとり、高度経済成長という当時の有機的に成長する都市や建築を提案したそうです。
 ちょうど、@niftyさんが運営する「デイリーポータルZ」で室内をご紹介する記事を見つけましたので、こちらに明記させていただきます。去年2014年7月の記事ですが、写真も多く掲載され、住人の方のインタビューもあります。

大きな丸窓から外光がたっぷりふりそそぎ、部屋の白さが引き立って、おしゃれすぎて鳥肌たちそう。
(はっけんの水曜日「中銀カプセルタワーお宅拝見」西村まさゆき氏)

 ただ、老朽化より給湯が壊れ、水まわりの不調や雨漏り、冷暖環境など、住むにはかなり大変そうです。
ですが、なかには老朽化したカプセルを買い取って、リノベーションする人もいて、建物自身への愛好の強い方も多いとも書かれてました。

保存と建て替えの間で

 2007年に一度建て替えが決議されましたが、その後2年が経過し、決議は無効の状態だそうです。
さて今回のクラウド・ファンディング企画の目的は、

同ビルの保存・再生に向けた活動の一環として、カプセルの優れたデザインやカプセルの住人たちの生活ぶりを紹介する書籍の出版。その制作費として150万円の目標額を設定し、8月14日の期限までに同額を達成できれば、晴れて書籍を出版できるという。その印税は全額がプロジェクトの活動資金に充てられ、同ビルの保存・再生活動に直結するということ。
(マイナビニュースより)

インフォメーション

プロジェクト名:「中銀カプセルタワービル 保存・再生プロジェクト」

プロジェクト詳細ページ

ちなみに…
 資金支援者へのリターン応援は、
1,000円で缶バッチとポストカードがそれぞれ2枚ずつ。
2,000円で完成した書籍1冊。
3,000円で書籍1冊+缶バッジとポストカードが2枚ずつ。
5,000円で書籍+缶バッジもしくはポストカードの全6種類セット。
8,000円で書籍+缶バッジとポストカードをそれぞれ全6種類セット。
1万円でプラス「書籍の巻末に名前のクレジット」
2万円ではそれらにプラス「カプセル内部への案内」だそうです。
*詳細はサイト等で、ご確認下さいませ。

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