【東京23区】日本初公開! 上野の森美術館では、シカゴ ウェストンコレクション「肉筆浮世絵-美の競艶」が開催されます。会期は、2015年11月20日(金)~来年2016年1月17日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期終了しております。
華やかな美人たちの競艶
肉筆浮世絵の個人コレクションとして世界有数の規模と質を誇る、アメリカ・シカゴの日本美術収集家、ロジャー・ウェストン。今回、ウェストンの1,000点を超えるコレクションの中から、厳選した約130点の作品を展示する。(ファッションプレスより)
勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など、50人を超える絵師たちの作品が登場。詳細は、美術館サイトより東京会場出品リスト(pdfデータ)でご確認下さいませ。
【お知らせ】
いよいよ明日から!暁斎筆「一休禅師地獄太夫図」も展示される「肉筆浮世絵-美の競艶 ~浮世絵師が描いた江戸美人100選~」展が、上野の森美術館で開催。コンドルが著書『河鍋暁斎 本画と画稿』で絶賛した掛軸をお見逃しなく https://t.co/jnrY23gtvK
— 河鍋暁斎記念美術館 (@kyosaimuseum) 2015, 11月 19
「肉筆浮世絵-美の競艶」展が上野の森美術館で開催 – 喜多川歌麿や葛飾北斎など約130点 – http://t.co/V8h73XyYAY pic.twitter.com/EZO3Ty1K3p
— Fashion Press (@fashionpressnet) 2015, 9月 9
喜多川歌麿の新種の肉筆浮世絵も展示!
喜多川歌麿「西王母図」
美人画で知られる江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿が中国の伝説上の仙女を描いた珍しい新種の肉筆浮世絵が発見され、このたび本展に出品されました。展覧会の準備の過程で作品を調査した専門家によって、署名や印章、流れるような描線から歌麿の真筆と鑑定されました。(公式サイトより)
詳細は、朝日新聞サイトにありました。コチラをどうぞ。
肉筆浮世絵とは?
絵師が絹や紙に筆で直接描いたものを指します。浮世絵といえば、写楽の役者絵、歌麿の美人画、北斎や広重の風景画など、鮮やかな色彩で摺られた版画を思い浮かべる人が多いでしょう。そのような浮世絵版画と区別するため、あえて肉筆浮世絵と呼んでいるのです。(公式サイトより)
貝殻を砕いた胡粉(ごふん)を使って、おしろいをはたくように何度も薄く重ねることで白く滑らかな肌を描くそうです。髪の生え際、うなじの毛筋、まつ毛、唇の紅のぼかしなどは、細い筆によって表現。
一点物の肉筆浮世絵ならではの味わいがあるのでしょう。
インフォメーション
会場名:上野の森美術館
住所:東京都台東区上野公園1-2
ちなみに…
今回の肉筆浮世絵展では、進化する展示方法として
作品まで約30~40cmと奥行きがなく、独立した薄型の陳列ケースを特別に製作。絵師の技を至近距離で存分に堪能することができるこのケースは、作品にやさしく美しく照らすLED照明、薄型で面発光の有機EL照明、透明度が高く反射が少ないアクリルパネルといった日本の最新技術を利用することで実現しています。(公式サイトより)
サイト上では、1分30秒のショート動画も公開しております。