【東京23区】日本化薬株式会社元会長・原安三郎(はらやすさぶろう)(1884~1982)氏の収集から、展覧会『原安三郎コレクション 広重ビビッド展』が六本木のサントリー美術館にて開催されます。会期は、2016年4月29日(金・祝)~6月12日(日)まで。歌川広重(1797~1858)の晩年の名品〈名所江戸百景〉、〈六十余州名所図会〉(ろくじゅうよしゅうめいしょずえ)を中心とした浮世絵展。あわせて、葛飾北斎(1760~1849)や歌川国芳(1797~1861)の名所絵なども展示。*この会期の後、福島県立美術館でも開催。[2016年10月29日(土)~12月11日(日)]
*東京展は会期が終了しております。
「日本化薬と浮世絵」より
この度、創立100周年事業として国内5ケ所で、歌川広重の「名所江戸百景」「六十余州名所図会」を中心とする展覧会を開催いたします。初摺りの作品が多く、保存状態も良いので、皆様にご満足いただけるものと思います。ぜひご来場いただけますようお願いいたします。(日本化薬 創立100周年記念サイトより)
同社の創立80周年(1996年)以降から、展覧会も3回開催されてきたそうです。
また同ページでは、画像掲載で浮世絵コレクションの一部もご紹介しております。
【展覧】4月29日〜6月12日、東京都港区のサントリー美術館で、「原安三郎コレクション 広重ビビッド展」開催。「名所江戸百景」及び「六十余州名所図会」を中心に紹介 https://t.co/YOJGExzly0 pic.twitter.com/Tg7hwMiyFR
— 歴史ナビ (@rekinavi) 2016年3月20日
【展覧会情報】サントリー美術館では4/29~6/12「広重ビビッド」展を開催。歌川広重晩年の代表作である「名所江戸百景」と「六十余州名所図会」が全点展示されます。https://t.co/ePd1uRwEML pic.twitter.com/kAHmXHQNRZ
— 太田記念美術館 (@ukiyoeota) 2016年3月18日
展示構成は
第1章「初公開 歌川広重〈六十余州名所図会〉」、第2章「最晩年の傑作 歌川広重〈名所江戸百景〉」、第3章「幻のシリーズ 葛飾北斎〈千絵の海〉」、第4章「名所絵の名品――葛飾北斎、歌川国芳とともに」の全4章に分かれているようです。
ちなみに、第2章の〈名所江戸百景〉深川萬年橋については、テレビ東京系列の「美の巨人」でご紹介されてました。構図作りで手前に「手桶の桶」があるんですよね・・・気づきました?
インフォメーション
会場名:サントリー美術館
住所:東京都港区 赤坂9丁目7-4
一方…
同じく都内での浮世絵展として、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは、『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』が開催中です。会期は、6月5日(日)まで。
二人は兄弟弟子でありながらその作風は対照的で、国芳は豪快な武者絵と大胆な構図で、国貞は粋な美人画や緻密な表現で一世を風靡しました。(美術館サイトより)
Bunkamura「俺たちの国芳 わたしの国貞」展。会場内の写真可能エリアは、ボストン美術館からの強い意向で設置されました。 #秘密MW #secretMW #MuseumWeek #ミュージアムウィーク #くにくに pic.twitter.com/RbbK9TA9Fy
— Tak(たけ) @『美術展の手帖』 (@taktwi) 2016年3月28日