約70年におよぶ日本近代陶磁史。巡回展「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」

展覧会ニュース

【岐阜県】現在、多治見市の岐阜県現代陶芸美術館では、「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」が開催中です。会期は、2016年7月10日(日)まで。*こちらは巡回展でこの会期後、全国3会場をまわる予定です。

*岐阜展の会期は終了しております。

セラミックパークMINO

近代日本の陶磁器の品質とデザイン性

近代の日本でつくられた陶磁器のデザインを概観する初めての展覧会です。幕末から明治時代初期、万国博覧会への出展などによって西洋ではジャポニスムが大流行します。これに応じて日本画的な装飾をまとった陶磁器が制作され、世界市場に参入します。その後、アール・ヌーヴォーが欧米で大流行すると、明治時代後期には日本でもこの影響を受けて陶磁器の分野においても図案研究が盛んとなりました。(美術館サイトより

 明治維新から第二次大戦までの約70年におよぶ国内で派生した、陶磁器のデザインに着目した展覧会だそうです。

関連企画

 展覧会にあたり、下記の催しがあるそうです。
◆魅力発信事業講演会「モダンデザインの時代から始まった、デザインに対する誤解。」
 7月3日(日)午後2時~午後3時30分
 とうしん学びの丘 エール(多治見市虎渓山町4-13-1 TEL:0572-22-1155)
 佐藤卓(グラフィックデザイナー)
 *聴講無料、要事前予約
詳細については、美術館サイトよりコチラをどうぞ。
*佐藤氏は、「ロッテ・キシリトールガム」、「明治おいしい牛乳」のデザインで有名ですね。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも話題に。

◆ワークショップ「理系の紅茶学」 
 6月26日(日)午後1時30分~/岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
 *要事前申込

インフォメーション

会場名:岐阜県現代陶芸美術館
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5

美術館サイト

ちなみに…
 今回の巡回展。次回のスケジュールは以上の通りです。
2016年7月23日(土)~8月28日(日)石川県立歴史博物館
2016年9月10日(土)~11月27日(日)兵庫陶芸美術館
2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日)渋谷区立松濤美術館

タイトルとURLをコピーしました