【東京23区】今年日本での設立50周年を迎えたUBS(グローバル金融グループ)の記念行事の一環として、半世紀にわたる現代美術コレクションから厳選した作品展「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」が、今日から丸の内・東京ステーションギャラリーにて開催されました。会期は、2016年7月2日(土)~9月4日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(Rubber Soul)
2008年以来8年ぶりの公開
今年日本で設立50周年を迎えるグローバル金融グループUBSは、現代美術を中心に長らく芸術活動をサポートしてきました。その活動はとりわけ、アートフェア「アート・バーゼル」に対する支援や、ソロモン・R・グッゲンハイム財団と共同で主宰する異文化間プロジェクト「グッゲンハイムUBS MAPグローバル・アート・イニシアチブ」で知られます。また、1960年代以降の変転めざましい美術に焦点を当てるUBSアート・コレクションは、絵画、版画、写真、ヴィデオアートや彫刻までを含む多様な分野をカバー。地域も欧米とアジアを中心に幅広く、じつに30,000点以上もの作品を蔵しています。(美術館サイトより)
今回の展覧会は、同館の特徴を利用して、空間を12の部屋の集合に見立て、その一部屋ごとにコレクションから厳選した12名のアーティストを当てはめ、絵画、写真など約80点を展示。
#numerotokyo 現代美術の “宝石箱や〜!”UBSコレクション@東京駅 – 現代において、特に企業による芸術支援は「メセナ」と呼ばれ、重視されている。 東京ステーションギャラリーで開催される展覧会、「12 Roo… https://t.co/ck8PG3PSeo
— Numero TOKYO (@NumeroTOKYO) 2016年6月30日
出展アーティストは
荒木経惟(1940~、日本)、アンソニー・カロ(1924~2013)、サンドロ・キア(1946~、イタリア)、陳界仁(1960~、台湾)、ルシアン・フロイド(1922~2011、英国)、デイヴィッド・ホックニー(1937~、イギリス)、アイザック・ジュリアン(1960~、イギリス)、リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー(1967~、ブラジル)、小沢剛(1965~、日本)、ミンモ・パラディーノ(1948~、イタリア)、スーザン・ローゼンバーグ(1945~、米国)、エド・ルーシェイ(1937~、米国)敬称略(美術館サイトより)
コンセプチュアル・アートの領野を切り拓いてきた第一人者エド・ルーシェイ(エド・ルシェとも表記がありますが、今回は美術館サイトを参照して)の作品は約30点が展示。
少し先ですが、日本でルシアン・フロイド(フロイトの孫)の絵を見る非常に貴重な機会が訪れます。7月2日から東京ステーションギャラリー「12の部屋、12のアーティスト」にて。https://t.co/YzwaTw7e7n 括目括目! pic.twitter.com/uw96nv0xNa
— みすず書房 (@misuzu_shobo) 2016年6月8日
UBSコレクションから油彩と版画27点が展示。
インフォメーション
会場名:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
ちなみに…
同展覧会のイベント企画として、エド・ルーシェイの作品にちなんだ写真家ホンマタカシ氏のワークショップや、アンソニー・カロの作品を通じたワークショップなども催されるそうです。詳細は、美術館サイトよりコチラをどうぞ。