平塚市美術館で“戦争と平和”をテーマにした作品約200点。「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治」

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【神奈川県】洋画、日本画、写真の異なる手法から、三様の戦争に対するまなざし。平塚市美術館では、開館25周年記念の企画展として「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治 -シベリアシリーズ・原爆の図・地図-」が開催されました。会期は、2016年9月17日(土) ~11月20日(日)まで。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

The Hiratsuka Museum of Art

戦争をテーマに活動した芸術家

香月泰男(1911 ~ 1974) は山口県生まれの洋画家です。国画会同人としての活躍をへて応召、終戦後シベリアに抑留された経験をもとにした< シベリアシリーズ> に独自の画風を築きました。(美術館サイトより

丸木位里(1901 ~ 1995) に広島県に生まれ、青龍社展初入選後、美術文化協会に参加。1939 年に赤松俊子(1912 ~ 2000) と結婚し、妻とともに広島原爆投下の惨状を取材し、ライフワークとなった< 原爆の図> を制作しました。(美術館サイトより

川田喜久治(1933 ~ ) は茨城県土浦市に生まれ、高校時代から写真を撮り始め、土門拳が選者であった『カメラ』に応募、入賞ののち新潮社でグラビアやポートレート撮影担当をへて、フリーランスとして写真エージェンシー「VIVO」を結成。心理的、象徴的な喚起力を重視した表現による「地図」連作を発表。写真を通して「戦争」や「人間」を探り出していく試みが高く評価され、世界的な写真家として活躍しています。(美術館サイトより

 10月29日には、「写真家・川田喜久治氏にきく」と題して、講演会もあるそうです。(日時:10月29日(土)14:00-15:30 場所:ミュージアムホール *申込不要、先着150名)

香月氏の本格的な展示は県内では22年ぶり

 読売新聞のサイトでは、同館学芸員の方のインタビュー記事が掲載されておりました。

香月氏と丸木夫妻の作品は美術史の中でも評価の高い作品ですが、戦争に関連する巡回展などで政治色を帯びてしまうことが多く、純粋に美術作品として鑑賞することが難しかった。そこで、美術館という場所でシベリア・シリーズや原爆の図を芸術として再検証しようと思いました。(平塚市美術館学芸員:勝山滋さん

 川田氏の写真作品に対しては、絵とは違ったリアリティー表現、底知れない不条理や人類のエゴを感じ取ってほしいとのことです。

インフォメーション

会場名:平塚市美術館
住所:神奈川県平塚市西八幡1-3-3

美術館サイト

ちなみに…
10月10日(月・祝)には、映画監督の小栗康平氏を迎えた講演会もあり、10月15日(土)には同監督の作品、映画「FOUJITA」の上映会もあるそうです。詳細は、美術館サイトよりコチラをどうぞ。(ページの下部)

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