【秋田県】「幻の画家」「悲劇の画家」「怪奇美の画家」などとも言われ、大正から昭和初期にかけて活躍した秋田出身の画家・橘小夢(たちばな-さゆめ)の大回顧展「橘小夢とその時代―幻の画家、ふるさとに咲く」が開催されました。会期は、2016年9月17日(土)~11月27日(日)まで。秋田では初の回顧展だそうです。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(踏蹟)
夜華異相画房(やがいそうがぼう)
小夢は雑誌や小説などの挿絵や日本画を描き、妖艶、耽美(たんび)で幻想的な作風を確立した画家です。第2次世界大戦後は表舞台から姿を消し、「幻の画家」と呼ばれるようになりました。(秋田魁新報電子版より)
近年秋田県内で発見された肉筆画や、資料など約180点が展示。
ちなみに上記のタイトル名は、活動の際、名乗っていたアトリエ名です。
おはようございます!ホキ美術館展、11日で終了しました。沢山のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
5階展示室は16日まで展示替えを行い、9月17日からは「橘小夢とその時代-幻の画家、ふるさとに咲く」がスタートします。しばしお待ちを。— 秋田県立近代美術館 (@akitamma) 2016年9月12日
秋田県立近代美術館で「橘小夢とその時代展」開催。9/17~11/27。当館の「橘小夢展」には出品できなかった大型作品や、最近発掘された未公開作品も。画像はチラシに掲載された「地獄太夫」→https://t.co/Pl1Cb2VniA pic.twitter.com/REv2jbQ4bh
— 弥生美術館・竹久夢二美術館 (@yayoi_yumeji) 2016年9月9日
肉筆画に関しては、去年東京・文京区の弥生美術館で行われた「日本の妖美 橘小夢展」について、河出書房新社さんの書かれたブログでもご紹介しております。(4/3-6/28「日本の妖美 橘小夢展」弥生美術館 | 河出書房新社ブログより)
また、「NAVERまとめ」上には、画家・橘小夢について、さらなる詳細が作品画像付きでコンテンツが上がっておりました。「日本の妖美を描いた幻の画家・橘小夢の絵が怖くて美しすぎる」(NAVERまとめ より)
展示構成は
第1章では、先ほど言った肉筆画を含めた作品展示と家族に残した貴重な資料などの展示。第2章では、弥生美術館・竹久夢二美術館の所蔵品から敬愛もしていた竹久夢二を含めた同時代に活躍した挿絵画家たちの作品をご紹介。
インフォメーション
会場名:秋田県立近代美術館
住所:秋田県横手市赤坂富ケ沢62-46