イベントも目地押し!上野・東京国立博物館で“ZEN”の名宝を知る。「禅 ―心をかたちに―」

展覧会ニュース

【東京23区】現在、開催中の出光美術館での「東西の三大コレクション揃う。『大仙厓展 - 禅の心、ここに集う』」を、前回取り上げましたが、今回は同じく「禅」をテーマにした特別展「禅 −心をかたちに−」を取り上げました。場所は、上野の東京国立博物館で開催されます。期間は、2016年10月18日(火)~11月27日(日)まで。こちらの展覧会は、臨済宗(りんざいしゅう)・黄檗宗(おうばくしゅう)の源流に位置する高僧、臨済義玄(りんざいぎげん)禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖、白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師の250年遠諱を記念する展覧会。*なお、こちらの展覧会は、今年4月に京都展(京都国立博物館)でも開催されました。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

Hakuin_Ekaku
via:(Daderot)

禅の名宝、集結!

水墨画や茶の湯は、禅とともに中国から伝わり、やがて日本文化の核にまで成長しました。この展覧会は、臨済宗・黄檗宗の本山・末寺から名宝を一堂に集め、 禅の歴史、禅の美術、禅の文化を通覧しようとするものです。(美術館サイトより

 京都展では、国宝19件、重要文化財104件を含む計224件の展示がされましたが、東京展では国宝22件重要文化財102件を含む計240件の展示がされるそうです。

展示構成は

 第1章「禅宗の成立」、第2章「臨済禅の導入と展開」、第3章「戦国武将と近世の高僧」、第4章「禅の仏たち」、第5章「禅文化の広がり」の全5章で構成。詳細は、公式サイトよりコチラをどうぞ。チラシでも使われている(*下記のtwitter引用の画像にも掲載)白隠慧鶴(はくいんえかく)筆の「達磨像(だるまぞう) 」は、第3章で展示。
 *会期中展示替えありも、前期展示=10月18日(火)~11月6日(日)、後期展示=11月8日(火)~11月27日(日)で分かれております。ご注意ください。
 なお、前回紹介した 出光美術館「大仙厓展」、永青文庫「仙厓ワールド」展との3展相互割引も行っているそうです。詳細は、公式サイトよりコチラをどうぞ。

数多くの展覧会に関連したイベント・催しも企画されているようです。「イベント情報」(公式サイトより)


 詳細は、東京メトロサイトよりコチラをどうぞ。(pdfデータ)。


 日時:11月3日(木・祝)13:30~15:00(13:00開場予定)
詳細は、公式サイトでも紹介しております。コチラです。

インフォメーション

会場名:東京国立博物館 平成館 特別展示室
住所:東京都台東区上野公園13-9

ちなみに…
 東京国立博物館(トーハク)スタッフによるブログ「1089ブログ」では、同展覧会の報道発表会の模様などをご紹介しております。

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