スラヴとチェコの歴史。大作《スラヴ叙事詩》全20作、国立新美術館で公開。「ミュシャ展」

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【東京23区】ミュシャ史上最大、縦6m×横8mの超大作《スラヴ叙事詩》全20点が一挙公開!明日から六本木の国立新美術館では、「ミュシャ展」が開催されます。会期は2017年3月8日(水)~6月5日(月)まで。なお今年2017年は日本とチェコが国交を回復してから60周年を迎えるそうです。

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《スラヴ叙事詩》 チェコ国外で世界で初めて公開

プラハ市のために描かれ、1928年に寄贈された《スラヴ叙事詩》は、1960年代以降、モラヴィアのクルムロフ城にて夏期のみ公開されてはいたものの、ほとんど人の目に触れることはありませんでした。その幻の傑作が、80年以上の時を経て2012年5月、ついにプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)にて全作品が公開されました。 (美術館サイトより

 《スラヴ叙事詩》について、さらなる詳細は公式サイトよりコチラへどうぞ。同展では、パリで活躍したミュシャが同作品を描くまでの足跡を約100点の作品を通じてご紹介。

アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha)

1860-1939

アール・ヌーヴォー(詳細:Weblio辞書)を代表する画家。星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴で、多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作(ギャラリーボヤージュより

展示構成は

 ミュシャが34歳のときに手掛けた女優のサラ・ベルナール(詳細:wikipedia)主演の舞台《ジスモンダ》のポスターや、そのサラ・ベルナールのためにデザインされた《蛇のブレスレットと指輪》も登場する(ミュシャとアール・ヌーヴォー)。ミュシャによる装飾で故郷チェコのプラハ市民会館「市長の間」(詳細:口コミ情報トラベルコちゃん)などを中心に紹介する(世紀末の祝祭)、さらにアメリカから帰国後の晩年、バレエ《ヒヤシンス姫》のポスターなど故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティを反映した作品が登場する(独立のための闘い)、そして(スラヴ叙事詩)全4コーナーに分かれているようです。

ちなみに、《スラヴ叙事詩》は…

アール・ヌーヴォーの作風とは異なり、写実的な描き方をしている点も見逃せません。《ハーモニー》(1908年)などアメリカで描いた作品から、この傾向が見られるようになりました。 (公式サイトより

 ボストン交響楽団のコンサートでスメタナ作曲の交響詩「わが祖国」を聞き、芸術を通してスラヴの団結を促し、スラヴ諸国の文化に注意を引くため、作品制作を決意した経緯があるそうです。(スラヴ賛歌~ミュシャとチェコ音楽の世界 KING RECORDS公式サイトより)

インフォメーション

会場名:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7丁目22-2

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