あべのハルカスで妖艶な美人画回顧展。「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」

展覧会ニュース

【大阪府】明治から昭和前期にかけて活躍した日本画家・北野恒富(1880‐1947)の回顧展「没後70年 北野恒富展 なにわの美人図鑑」があべのハルカス美術館で開催されます。会期は2017年6月6日(火)~7月17日(月・祝)まで。大阪では初の本格的な大回顧展だそうです。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

Kitano Tsunetomi

近代大阪の美人画家

金沢生まれの北野恒富は、画家を志して17歳で大阪へ来ました。「画壇の悪魔派」と呼ばれた初期の作品は妖艶さが漂っていますが、やがて内面表現を深化させ、ついには「はんなり」の画風に到達したのでした。没後70年を記念した、大阪初の大回顧展です。(美術館サイトより

 初期から晩年に至る約190点が一挙に公開。

北野恒富(きたの つねとみ)

明治13年(1880)-昭和22年(1947)
石川県金沢市生まれ。

1914年(大正3)、画塾「白耀社」を開設、再興第1回院展に《願の糸》を出品。1915年(大正4)《暖か》(第9回文展)以降は文展を離れ、日本美術院で活躍する。1915年(大正4)の大阪美術展覧会の創設。以後、大阪画壇の中心を担う。戦後は1946年(昭和21)、再興第31回院展に《関取》を出品。(大阪新美術館コレクションサイトより

 なお同展では、その画塾「白耀社」で恒富が関わった島成園(しま せいえん1892-1970 詳細:Wikipedia)や中村貞以(なかむら ていい1900-1982 詳細:Wikipedia)らの名作もあわせて展示。

ちなみに…
 大阪日日新聞のサイトでは、北野恒富の人物伝が掲載されておりました。北野恒富 [なにわ人物伝 -光彩を放つ-] (大阪日日新聞より)美人画の研究への経緯、変遷について書かれておりました。

インフォメーション

会場名:あべのハルカス美術館
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階

美術館サイト

タイトルとURLをコピーしました