近代美人画のルーツ。「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」

展覧会ニュース

【東京23区】近代美人画の最高傑作である上村松園作《序の舞》の修理後初披露。-上野の東京藝術大学大学美術館では「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」が開催されます。期間は、2018年3月31日(土)から5月6日(日)まで。江戸から昭和の美人画が大集合します。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

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via:(Wikimedia)

古今東西の美人画が競演

本展では、この機に、江戸時代の風俗画や浮世絵に近代美人画の源流を探りながら、《序の舞》に至る美人画の系譜をたどります。明治中期から昭和戦前期までの、東京と関西における美人画の展開を、松園をはじめ菱田春草、鏑木清方、菊池契月、北野恒富ら著名作家たちの名作を中心に俯瞰いたします。(美術館サイトより

上村松園(うえむらしょうえん)

明治8年(1875)-昭和24年(1949)
京都に生まれ、奈良県生駒郡で没。

格調高い近代美入画の完成者として知られた。子に松篁、孫に淳之がいる。(ギャラリーボヤージュサイトより

装いも新たに…
 さてそんな重要文化財の《序の舞》。制作から約80年が経ち、作品の劣化が進んでました。そこで、2015年から2年がかりで絵の具の剥落止めやクリーニングを行い、保存を考え、掛け軸から発表当初の額装に変更したそうです。更なる詳細は公式サイトよりコチラをどうぞ。

インフォメーション

会場名:東京芸術大学大学美術館
住所:東京都台東区上野公園12-8

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