大阪、東京、パリ。3つの街で精力的に画業に励み。「佐伯祐三 自画像としての風景」

展覧会ニュース

【東京23区】大正・昭和初期に活躍した洋画家・佐伯祐三(1898-1928)の展覧会「佐伯祐三 自画像としての風景」が丸の内・東京ステーションギャラリーで開催されます。会期は、2023年1月21日(土)~4月2日(日)まで。*こちらの展覧会は、巡回展で東京展終了後、大阪中之島美術館でも開催されます。[2023年4月15日(土)~6月25日(日)]

*新型コロナウイルス感染症の状況により、予定の変更などの場合があります。最新の情報は美術館サイトにてご確認ください。

佐伯祐三「ガス灯と広告」(1927)

東京では18年ぶりとなる回顧展

大阪、東京、パリ。3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼し尽くした画家、佐伯祐三(1898-1928)。2023年に生誕125年を迎える佐伯の生涯は、多くのドラマと伝説に彩られています。彼が生み出した作品群は、今なお強い輝きを放ち、見る人の心を揺さぶらずにはおきません。(美術館サイトより

日本最大級の質と量を誇る大阪中之島美術館の佐伯祐三コレクションを中心に、代表作100点近くが一堂に展示。展覧会初出品となる作品も出展されるそうです。

佐伯祐三(さえきゆうぞう)

明治31年(1898)-昭和3年(1928)
大阪市に生まれ、パリ郊外で没。中学在学中から赤松麟作の画塾に通う。

佐伯祐三は満30歳で死去するまでの6年足らずの画家生活の間に2回ほどパリに滞在。ヴラマンクに憧れ、独特の画風で場末のカフェ・壁・広告塔などを描きました。(ギャラリーボヤージュサイトより

同展では風景画だけでなく、人物画や静物画の領域にも注視する。

インフォメーション

会場名:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1

ちなみに…
愛知県名古屋のヤマザキマザック美術館では、「パリに生きた画家たち マルケ、ユトリロ、佐伯祐三、荻須高徳が見た風景」が開催中。こちらの会期は来年2023年2月26日まで。佐伯作品は8点が展示。

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