【滋賀県】滋賀県立陶芸の森では、特別企画展「湯呑茶碗―日本人がこよなく愛したやきもの」が開催中です。会期は2023年6月25日(日)まで。日本の名所や名物を意匠にした、明治末期から昭和前期の地域性豊かな「湯呑茶碗」をご紹介。各地の名菓と包装紙を集めた「名物票」や近江茶とともに旅気分を堪能できる展覧会です。
ちょっと昔の日本を旅しよう!
「湯呑茶碗」のはじまりは江戸時代後期、文化年間(1804-1818)末頃と考えられています。当時の風俗を記した『守貞謾稿(もりさだまんこう)』 によれば、飯茶碗などほかの茶碗と区別するため、お茶を飲むやや小振りで縦長の個人専用の茶碗を、「湯飲(ゆのみ)」と呼び分けたようです。(滋賀県立陶芸の森プレスリリースより)
その後、飲茶の大衆化とともに大正・昭和時代前期にかけて定着してゆきました。なかでも日本各地の名所や名物を意匠にした、地域性豊かな「湯呑茶碗」は土産物として好評を博したようです。(滋賀県立陶芸の森プレスリリースより)
明治時代末期から昭和時代前期に蒐集された〈坂口恭逸湯呑コレクション〉の中から名品約270点をご紹介。
いよいよ明日3月11日(土)から開催されます!
特別企画展
湯呑茶碗~日本人がこよなく愛したやきもの~本展では、≪ちょっと昔の日本を旅しよう!≫を
テーマに北海道から沖縄まで文字通り全国を旅して
蒐集活動を続けた(明治末期~昭和前期)
坂口恭逸氏の足跡の追体験を試みます💁♀️ pic.twitter.com/4jTk6ixeGe— 滋賀県立陶芸の森【公式】 (@tougeinomori) March 10, 2023
インフォメーション
会場名:滋賀県立陶芸の森 陶芸館 展示室
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
期間:2023年3月11日(土)~2023年6月25日(日)
期間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週
入館料:一般:550円(440円)/高大生:410円(330円)/中学生以下 無料
*( )内は20名以上の団体料金/ネット割引券利用で10%off
主催:滋賀県立陶芸の森
後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局、京都新聞
協力:一般社団法人滋賀県茶業会議所、信楽窯元散策路Wa、京セラ株式会社
ちなみに…
会期中のイベントも開催されます。
(1)ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
*参加費無料、要事前申込
〔日時〕3月19日(日)、4月23日(日)、5月21日(日)
*いづれも13時30分~(1時間程度)
(2)親子向け特別講座-旅の思い出を込めた湯呑茶碗づくり-
〔日時〕3月11日(土)10時~15時 ※午前・午後の2部制
〔定員〕午前・午後とも各16人
〔参加料〕1,600円
(3)近江の銘茶を楽しむ「極煎茶比叡」「琵琶湖かぶせ」
*申込不要
高貴な香りと深みのある味わい、厳選された茶葉がつくりだす旨味をご賞味ください。
〔日時〕3月25日(土)・26日(日)、4月8日(土)・9日(日)
*いづれも10時~15時
(4)協力事業「第16回ぶらり窯元めぐり」【3月31日(金)~4月2日(日)】
会期中、陶芸館ロビーで窯元散策路の見所などをビデオやスライドショーで紹介。
(5)ミュージアムショップ企画-信楽での旅(鑑賞)思い出に…
会期中、近江の名茶「極煎茶比叡」「琵琶湖かぶせ」を販売。
「湯呑茶碗展」期間中、
ちょっとレトロなガチャやってまーす😊どちらのシリーズが入っているかは、
来てからのお楽しみ💫#ガチャ #ちゃがちゃ #レトロ #さかな#陶芸の森 #ミュージアムショップ pic.twitter.com/rDeNxCghFn— 滋賀県立陶芸の森【公式】 (@tougeinomori) March 15, 2023