戦後80年。無知さ、残酷さを内包した作品群。タカハシマホ個展「THINK THINK THINK」

展覧会ニュース

【東京23区】去年同様、六本木ヒルズ内のMORI ART MUSEUM SHOPに隣接しているA/Dギャラリーにて、タカハシマホ個展「THINK THINK THINK」が開催されます。会期は、2023年4月19日(金)~5月6日(日)まで。

戦争第三世代アーティストの視点

「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。」―ブレーズ・パスカル
(MORI ART MUSEUM SHOPサイトより

引用に用いられた言葉は、フランスの思想家であるブレーズ・パスカル(Blaise Pascal)の名言。
実はこの言葉には続きがあり、続きの言葉には、3つ要点、つまり3つの意味があるそうです。
その言葉は「小さくか弱い存在としての人間」「思考力を持つ存在としての人間」「考えて出した答えがその人を表す」の3つの意味が。
(詳細:小学館「Domani」公式サイトより
昨年から取り組まれている、第二次世界大戦とその影響、そして平和について独自の視点で描かれた作品群は、まさに「平和の種を蒔く行為」。平成生まれの戦争第三世代アーティストが「考え抜いた独自の答え」が展示された会場のようです。

【個展概要】

タイトル:「THINK THINK THINK」
作家  :タカハシマホ
開催期間:2024年4月21日(金)~5月14日(日)
開催時間:12:00~20:00
開催会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー(六本木ヒルズ ウエストウォーク3階)

【タカハシマホ プロフィール】

1992年千葉県生まれ。フリーランスのイラストレーター 、デザイナーを経て、美術系専門学校にて講師を3年務めた後アーティストへ転身。
2019年に幼少期をモチーフにした“ANOKO”を制作発表。その後パンデミックを機に仕事をすべて辞めアート活動に専念。2020年末より本格的に活動を開始。大型作品制作のため、故郷である千葉県を拠点に、廃園となっていた自身が通っていた保育園をアトリエとし、活動している。平面、立体、素材問わず作品を制作。アートフェア東京2022、TAIPEI DANGDAI 2023に参加。現在はフリーの作家として国内外にて活躍している。今後は木彫や写真などにも挑戦し、表現の可能性を広げていく予定。

六本木ヒルズ A/Dギャラリー

住所 : 〒106-6101 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー3F
TEL : 03-6406-6875

ちなみに…
初日4月19日(金)17:00~19:00内でオープニングパーティが開催され、この時間での来場者にはオリジナルクッキーの配布あり。
*無くなり次第終了。
なお4月19日(金)、20日(土)タカハシマホさん自身、在廊の予定だそうです。

投稿者: @t.maho_art
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