【千葉県】江戸時代後期の浮世絵師・昇亭北寿(しょうていほくじゅ)の展覧会「北斎の弟子 昇亭北寿 洋風風景画の展開」が、城西国際大学内にある水田美術館で開催されます。会期は、2016年11月5日(土)から12月3日(土)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(The Metropolitan Museum of Art)
西洋の遠近法を浮世絵に
昇亭北寿は、名所絵ブーム以前に、洋風風景画を専門的に制作したユニークな浮世絵師。師である葛飾北斎の作品に倣いつつ、雲の造形、色面表現に独自性を発揮しました。ベロ藍使用前のつゆ草や藍による独特な色調のほか、ぼかし表現など、天保(1830~44)以降の風景画とは異なる点が見どころの一つです。(美術館サイトより)
城西国際大学 水田美術館:「北斎の弟子 昇亭北寿 洋風風景画の展開」11月5日(土)~12月3日(土) *日・月・祝休 (大学祭期間の11月6、7日は開館) https://t.co/VUg74Y6S7H pic.twitter.com/uzm9hF5Mtd
— 十禅師 (@hiyoshi1010) 2016年9月30日
【水田美術館】
北斎の弟子 昇亭北寿 洋風風景画の展開
会期=11月5日[土]~12月3日[土] *日・月・祝休 (大学祭期間の11月6、7日は開館)
開館時間=午前10時~午後4時
入館料=一般300円、高校生以下無料https://t.co/0ADyExtcIc— 城西国際大学入試・広報センター (@JIU_PR) 2016年10月22日
昇亭北寿(しょうていほくじゅ)
生没年未詳
西洋の風景画の遠近法をとりいれ、江戸をはじめ各地の名所絵のほか、狂歌本、合巻本の挿絵をえがいた。(コトバンクより)
同展は、紹介する機会が少ない北寿の作品をまとめて展示し、初摺・後摺の違いや画風変遷を探る試みだそうです。
インフォメーション
会場名:城西国際大学 水田美術館
住所:千葉県東金市求名1
関連イベントとして講演会も下記の通り、催されるそうです。
「浮世絵風景画史における昇亭北寿」
大久保純一氏(国立歴史民俗博物館教授)
2016年11月12日(土) 午後1時20分~2時50分
会場:図書館3階プレゼンテーションホールにて
*聴講無料/要予約
詳細は、美術館サイトよりコチラをどうぞ。(pdfデータ)。
ちなみに…
師にあたる「葛飾北斎」に関しては、今月東京・墨田区に『すみだ北斎美術館』(*2016年11月22日(火))がオープンします。近日、同サイトでもご紹介します。