【東京23区外】ガラス板の裏面に描いて表面から鑑賞するガラス絵の展覧会「ガラス絵 幻惑の200年史」が府中市美術館にて開催されております。会期は、2016年12月23日(金・祝)から来年2017年2月26日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
艶やかな色の世界
ガラスの裏面から描くガラス絵は、素材の輝きと鮮やかな色彩によって人々を魅了してきました。重ね塗りができず、描く順番が通常と逆転する性質があり、それを自在に操る画家の創意工夫も楽しいものです。本展では江戸時代後期の異国趣味あふれる「びいどろ絵」から、小出楢重(こいでならしげ)、長谷川利行(はせかわとしゆき)ら洋画家の作品、さらに現代のガラス絵まで、多彩で不思議なガラス絵200年の歴史を紹介します。(美術館サイトより)
古くは中世ヨーロッパの宗教画に始まり、中国を経て、日本へは江戸時代中期に伝わりました。戦後も藤田嗣治、川上澄生、芹沢けい介、桂ゆきといった多彩な作家たちが取り組んでいます。
なお、「小出楢重(略歴:ギャラリーボヤージュHP)とガラス絵」に関しては、国内大手のオークション会社「シンワアート」がガラス絵作品が出品された際、ブログ上で書かれた記事を見つけました。詳細はコチラをどうぞ。
【幻惑の世界へ】12月23日(祝)から府中市美術館企画展「ガラス絵~幻惑の200年史」を開催。透明なガラス板の裏側から描き、表面から鑑賞するガラス絵。その幻惑の200年史の魅力と歴史を作品約130点で紹介します。https://t.co/LzmXlvPKWq #府中 #fuchu pic.twitter.com/OhMK5QQEMb
— 東京都府中市 (@fuchu_tokyo) 2016年12月14日
府中市美術館の次会展示「ガラス絵 幻惑の200年史」。これは珍しい展覧会だなー。いこうっと。https://t.co/0ZTEzrlSJd
— 加藤郁美 (@katoikumi) 2016年12月10日
今回の出展作家に名前も出てますが、版画家の清宮質文(略歴:ギャラリーボヤージュHP)もガラス絵作品の制作で有名ですね。出品作家に関しては、美術館サイトよりコチラをどうぞ。(ページ最下の部分)をどうぞ。
インフォメーション
会場名:府中市美術館
住所:東京都府中市浅間町1-3
関連イベントとして、講演会やワークショップ等も下記の通り、催されるそうです。
トークイベント「ガラス絵 幻惑の200年史を読み解く」
日時:2月5日(日)14:00~
会場:同館講座室
講師:小林真結(同館学芸員) 氏
参加費:無料
「20分スライドレクチャー」
日時:12月25日(日)、1月7日(土)、1月29日(日)、2月12日(日)、2月26日(日) 各回14:00~
会場:同館講座室
参加費:無料
ワークショップ「透明アクリルでコースターを作ろう」
日時:1月14日(土)
講師:フクシマチヒロ(画家)氏
ワークショップ「ガラス絵を描く」
日時:2月11日(土)、2月18日(土)
講師:藪野健(画家、同館館長)氏
詳細は、美術館サイトよりコチラ(ページ下の部分)をどうぞ。