杉本博司、国内約3年ぶりの大規模個展。そして自身のコレクションとの空間構成。

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【千葉県】千葉市美術館では、開館20周年記念展として杉本博司「趣味と芸術-味占郷/今昔三部作」が開催されます。会期は、2015年10月28日(水)~12月23日(水・祝)まで。

*こちらの展覧会は会期終了しております。

Accelerated Buddha - Hiroshi Sugimoto

日本での初公開作品も

 千葉市美術館は、現代美術と日本の近世絵画・版画を活動の柱とするユニークな美術館です。一方で古美術商の経験を持つ杉本博司も、日本美術に大変造詣が深く、三十三間堂の千体仏を写した《仏の海》(1995)や《松林図》(2001)など、日本の伝統美を自身の写真作品に取り入れてきました。また2003年より世界各地を巡回した展覧会「歴史の歴史」では、自らコレクションした古美術品を自作と組み合わせたインスタレーションも試みています。現代美術の世界で古きものに新たな生命を注ぎ続ける杉本は、まさに当館の20周年記念展にふさわしい作家と言えます。(美術館サイトより


 「趣味と芸術―味占郷」「今昔三部作」2部構成。
「趣味と芸術―味占郷」では、杉本氏が『婦人画報』での連載「謎の割烹 味占郷」の中でゲストのためにデザインした床飾りが27つ再現。
(*「床飾り」とは、床の間の飾り。掛け軸・置物・生け花など。詳細サイト


 千葉市市長のtwitter発言を引用させていただきました。こちらの詳細は「今昔三部作」について。杉本氏の代表作である3部作の写真作品シリーズから16点を大判プリントで展示。
3部作の公開自体が日本では森美術館での「杉本博司 時間の終わり」(2005年)ぶりだそうです。

国際的現代美術作家、久しぶりの国内個展

大規模な個展としても、原美術館「杉本博司 ハダカから被服へ」(2012年)以来の国内開催となり、注目が集まります。(美術館プレスリリースより:pdfデータ

 *2012年の原美術館での展覧会は個人的ですが拝見しました。「人類の衣服の歴史は、人類の歴史そのものと同じほど古い」というコンセプトで、着眼点と造詣の深い展覧会で、大変驚き為にもなりました。そして今回は・・・

芸術が腐臭を放し始めた昨今、私は趣味の世界へと時代を遡行していくことにした。古(いにしえ)の文明が残してくれた遺物を愛しみ、撫でさすり、眺めていると、失ったものの大切さと共に、今の時代が見えてくる。(美術館プレスリリースより:pdfデータ

 杉本博司氏ご自身の詳細については、「NAVERまとめ」よりコチラをご覧くださいませ。
日本を代表する現代美術家『杉本博司』の作品まとめ

インフォメーション

会場名:千葉市美術館
住所:千葉県千葉市 中央区中央3-10-8

美術館サイト

ちなみに…
 来年、京都の細見美術館では、≪2016年4月16日〜6月19日(予定)≫の会期より「杉本博司 趣味と芸術―味占郷」もあるそうです。*「今昔三部作」は巡回予定がないそうです。

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