「旅」に焦点をあて。ホテルオークラ東京で、チャリティー絵画展。

展覧会ニュース

【東京23区】港区虎ノ門のホテルオークラ東京では、アートコレクション展「旅への憧れ、愛しの風景-マルケ、魁夷、広重の見た世界-」が開催されます。会期は、2016年7月27日(水)~8月18日(木)まで。今年で22回目を迎えるチャリティーイベントで、今回は「旅」をテーマとした様々な絵画が公開とのこと。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

東海道五十三次 川崎

秘蔵の名品で、旅をする。

自らの居所を離れ、他の場所へと赴く「旅」。ビジネス、信仰、観光と様々な目的のために人々は旅をし、その地で新たな景観、花鳥、そして人々に出会いました。そのなかで画家たちは、自らの目に焼きつけたモティーフを様々な形で表現してきました。(PR TIMESより

 「旅」を通じて描かれた日本画・洋画、31の企業・団体・個人が所有している約120作品を紹介。

22回目を迎えるチャリティー絵画展

株式会社ホテルオークラ東京では、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」という発想のもと、1994年に社会貢献活動に理解ある有志企業のご賛同により「企業文化交流委員会」を設立しました。(中略)本展覧会は、チャリティーイベントとして企画されており、本展を通じて美術文化の振興に寄与するとともに本展覧会の純益においては、日本赤十字社等に寄付して参りました。(ホテルオークラ東京サイトより

 創業者 大倉喜七郎(1882-1963)氏(Wikipediaページへ)は、横山大観などの日本画家たちにも当時全面支援をし、1930年にはイタリア・ローマにて「日本美術展覧会」を開催も。

展示構成は

 明治以降の日本画および洋画にみられる風景表現に焦点をあてた第1章「日本の風景をめぐる」(横山大観が昭和初期に残した大作《海山十題》のうち4作品が展示。)、第2章「愛しの風景」では、東山魁夷、佐伯祐三ら日本人画家が西洋風景に出会い描いたヨーロッパの風景作品を取り上げ、また20世紀のフランス人画家・アルベール・マルケ(Wikipediaページへ)のフランスや地中海風景など絵画18点も紹介。そして、第3章「広重、旅への憧れ」では、歌川広重の浮世絵版画《東海道五十三次》全55点を一堂に展示。

インフォメーション

会場名:ホテルオークラ東京 アスコットホール (地下2階)
住所:東京都港区虎ノ門2-10-4

会場サイト

ちなみに…
 ホテルオークラwebページ上では、同展の連動企画 として「旅する写真展」と題して、インスタグラムを使ったコンテンツも立ち上がっております。旅先で出会った風景の写真に、ハッシュタグ「#愛しの風景」をつけてインスタグラムへ投稿(インスタグラム登録必須)。投稿した写真がwebページへ展示。(締切:8月18日(木)18時00分まで)アプリもありますね。

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