当時の近代都市・パリの街なみに焦点。「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」

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【神奈川県】ポーラ美術館では、展覧会「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線」が開催されます。会期は、2016年9月10日(土)~2017年3月3日(金)まで。20世紀初頭に誕生した近代都市・パリを見つめ続けたアンリ・ルソー、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、ウジェーヌ・アジェ(参照:企画展サイト)の作品を中心に、拡張する都市の境界線に向けられた眼差しに迫る。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

Rue des Francs-Bourgeois

パリの美学をひもとく

かつて壁や防塁に囲まれていた城砦都市パリ。

20世紀初頭には、都市の周縁に移民や貧困者が住み着き、パリの街が拡張されてゆきました。その都市拡張のダイナミズムをなぞるように郊外に出現した風景を鋭くとらえたのがアンリ・ルソーであり、また、1913年にパリに到着した越境者レオナール・フジタ(藤田嗣治)でした。さらに、画家たちだけでなく、「近代写真の父」とも呼ばれるウジェーヌ・アジェをはじめとする写真家たちもパリの変貌する姿をうつし出したのでした。(企画展サイトより

 先の3人の作品に加え、同時代のパリを生きた画家モーリス・ユトリロや佐伯祐三などの作品もあわせて紹介。
 

展示構成は

 アンリ・ルソーの作品と、その同時代にそのルソーを敬愛したパブロ・ピカソの作品を中心とした第1章「変貌する都市パリ:ルソーとピカソ」、藤田嗣治が描いたパリ周縁の風景画を中心とした第2章「フジタの巴里:越境者としての原風景」、写真家・ウジェーヌ・アジェの作品と、ルソーやデ・キリコの作品も共に展示した第3章「アジェのパリ」、パリの街並みや郊外の風景を主題としたユトリロ、ヴラマンクの作品とともに、日本人画家・佐伯祐三、岡鹿之助らの風景画を紹介する第4章「壁に刻む:ユトリロ、ヴラマンク、佐伯、岡」、最後に藤田嗣治の作品として、自身が手仕事にいそしむ自画像や、子どもたちをテーマに描いた作品を展示した第5章「フジタとプティ・メティエ」全5章

インフォメーション

会場名:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡 箱根町仙石原小塚山1285

ちなみに…
 企画展サイトでは、「パリ市と郊外」と題して、ルソー、フジタ、アジェの3人になじみ深い場所をご紹介しているコンテンツもありました。「展覧会について パリ市と郊外」(企画展サイトより)

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