暮らしの中で。特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」 ~大衆にじかにぶつかる芸術を~ 

展覧会ニュース

【滋賀県】滋賀県立陶芸の森陶芸館では、特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」が開催されます。期間は、2023年7月15日(土)~12月17日(日)まで。
「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」1

⼤衆にじかにぶつかる芸術を

岡本太郎(1911-1996)は⾃⾝の創作について、「⼀般⼤衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術を実現したい」と記しています。(滋賀県立陶芸の森サイトより

戦後、建築家・デザイナー・芸術家による建築陶器が人とアートとの結びつきを強めていくなか、岡本太郎が信楽で手掛けた日本万国博覧会 (大阪万博) の ≪太陽の塔≫ の <黒い太陽> (1970)は、多くの人々の記憶に刻まれています。このように産地と岡本太郎の出会いのなかで培われた技術力は、大塚オーミ陶業株式会社の大型陶板などに受け継がれます。(滋賀県立陶芸の森サイトより

また、岡本太郎は絵画に比べ「彫刻はより肉体的であり、直接的である。実体がそこにある彫刻の強さ。」と記しています。アニメ・マンガのキャラクター造形は21世紀の大衆が求めたアートのひとつです。 クリエイターらの世界観を再現した高精度なフィギュアが生まれています。(滋賀県立陶芸の森サイトより

同展では、〈芸術の大衆化〉をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品をご紹介。またフィギュア造形の世界や壁画の可能性を併せて取り上げるそうです。「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」2

展示構成は

【序 章】近代建築と装飾陶器−建築と現代アートの原流 〔明治-昭和前期〕、【シーン1】建築と現代アートの融合(1960 年代〜現代)、【シーン2】岡本太郎が⽬指したアートの⼤衆化、【シーン3】21世紀のフィギュアの世界-新しいアートの息吹、【シーン4】川⽥知志「太郎の⾊とカタチ×パブリック」の全5章で構成。

インフォメーション

会場名:滋賀県立陶芸の森
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
会期名:特別展「岡本太郎 アートの夢-陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形」 ~大衆にじかにぶつかる芸術を~
開催日:パート1 2023(令和5)年7⽉15 ⽇(⼟)〜9⽉24⽇(⽇)
パート2 2023(令和5)年9⽉30⽇(⼟)〜12⽉17⽇(⽇)
*月曜日休館(7/17・9/18・10/9は開館し、翌日振替休館)
主催: 滋賀県⽴陶芸の森
後援: 滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK⼤津放送局、京都新聞
協⼒: ⼤塚オーミ陶業株式会社、信楽窯業技術試験場、京セラ株式会社
株式会社カプコン、株式会社ニトロプラス、株式会社グッドスマイルカン
パニー、株式会社SUM ART、株式会社フレア ほか
企画協⼒: GILLGILL(株式会社ディープケース)、ほっぺふき⼦
入場料:⼀般700円(560円)、⾼⼤⽣530円(420円) *( )内は20名以上の団体料金

美術館サイト

関連企画は…
(1)フィギュアの原型師(出品作家)らによるカプセルトイ企画「⼿のひらガレージキッ
ト」が実現!⼈気の原型師たちのフィギュアのガレージキットがカプセルトイに!
(2)対話の森 ⼤⼭⻯(原型師)×館⻑ 松井利夫
⽇時:10⽉8⽇(⽇)14:00−15:30
会場:信楽産業展⽰館信楽ホール
応募⽅法:電話・FAX・Email で
(3)夏休み⼦ども特別講座
1)7⽉26⽇(⽔)めざせロクロ王!
2)7⽉29⽇(⼟)タヌキの花⼊れをつくろう! 講師:岡⽥ 南央
3)7⽉30⽇(⽇)Xʼmas ランプシェードをつくろう! 講師:灘 さとみ
4)8⽉2⽇(⽔)透けるやきもの
5)8⽉5⽇(⼟)動物の宝物⼊れをつくろう! 講師:津守 愛⾹
6)8⽉6⽇(⽇)マイキャラクターをつくろう! 講師:橘 功⼀郎
午前の部/午後の部、定員:各回16名、抽選制、応募⽅法:電話・FAX・Email で
*くわしくは美術館サイトをご覧ください
(4)ギャラリートーク 8 ⽉20 ⽇(⽇)、10 ⽉15 ⽇(⽇)、11 ⽉19 ⽇(⽇)13:30〜
〔申込不要・⼊場券要〕

タイトルとURLをコピーしました