【福岡県】近代日本の画家たちによる、創意にあふれた静物画。-現在、福岡市美術館では、「物・語(ものがたり) ― 近代日本の静物画 ―」が開催中です。会期は、2016年7月3日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(MK Products)
近代日本においての静物画
「静物」とはもの言わぬ事物のことですが、画家の手により選ばれ配置されたものは、そこにあることの意味を語るべくして描かれたものでもあります。高橋由一、岸田劉生、坂本繁二郎などの日本を代表する静物画を中心に、約90点の作品によって静物画の魅力を余すところなくご紹介します。(美術館サイトより)
高橋由一、川村清雄、岸田劉生、古賀春江、坂本繁二郎など日本を代表する画家たちと、ピカソなど同時代の世界的画家による静物画が集う展覧会だそうです。出品作品リストは、特設サイトよりコチラをどうぞ。(pdfデータ)。
福岡市美術館で開催中の「物・語(ものがたり) ― 近代日本の静物画 ―」では、撮影可能な作品が沢山。常設展の撮影NGなのに、同じ作品がこの特別展会場では撮影可・・・(;´▽`A“いや、しれっと豪華でしたよ。#thingstell pic.twitter.com/78ovKlJXWR
— きゅう (@qqq999HWeve) 2016年5月22日
ついに本日から高橋由一《鮭図》(個人蔵、山形美術館寄託)がお目見え!
この質感は二次元(写真)では伝えられません。ぜひ会場でご覧くださいね(^O^)/https://t.co/iVtIubmpQ5
『物・語(ものがたり)ー近代日本の静物画ー』は、7/3まで。#福岡市美術館— 福岡市美術館(公式に近い非公式) (@prishou) 2016年6月7日
展示構成は
第1章「歌うしゃれこうべ」(床次正精(とこなみ まさよし)《骸骨》を中心に、幕末明治の画人たちの静物画を紹介。)、第2章「輝くりんご」(萬鉄五郎《薬罐(やかん)と茶道具のある静物》を中心に、西洋絵画における多様な方法論を貪欲に吸収しながら、自意識に目覚めた画家たちの時代を紹介。)、第3章「取れた把手」(岸田劉生《静物(手を描き入れし静物)》を中心に、静物画でありながらその枠を超えていく作品たちを紹介。)の全3章で構成。
展示作品のなかで、一部撮影できる作品もあるそうです。詳細は特設サイトよりコチラをご覧下さいませ。
また、求龍堂からは同展の図録兼書籍が刊行されております。「静物画にひそむ謎。 – 物・語 近代日本の静物画 -」
インフォメーション
会場名:福岡市美術館
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
ちなみに…
今年9月1日から同館、福岡市美術館は約2年半の休館に入るそうです。
日曜カルチャーより。前川国男建築の"ハイブリッド美術館"が2年半後、どのような空間になるか楽しみです。#福岡市美術館:より「多様」に リニューアル休館控え4氏トーク 「地域住民との連携を」「街の名物にならねば」-毎日新聞 https://t.co/GAZ1RjkLp9
— 毎日新聞小倉報道部 (@mainichi_kokura) 2016年5月29日
そして、休館前の次回展は、『ゴジラ展-大怪獣、創造の軌跡』だそうです。