【東京23区】表参道の根津美術館では、企画展「はじめての古美術鑑賞 - 紙の装飾 -」が開催されます。会期は2017年5月25日(木)〜7月2日(日)まで。日本の古美術はなんとなく敷居が高いという声に応えて企画されたシリーズ「はじめての古美術鑑賞」。今年は2回目の開催だそうです。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
華麗なる装飾技法を知る
華麗な色や金銀あるいは雲母(うんも)によるさまざまな装飾技法を、当館コレクションの作品を中心にやさしく解説するとともに、絵画に取り込まれた例もご覧いただきます。(美術館サイトより)
用語を通して、書や古美術に親しく接するヒントを見つける催しのようです。
雲母(うんも)とは、アルカリ金属・鉄・アルミニウムなどを含むケイ酸塩鉱物。きらら、きらとも呼ばれる。展覧会のフライヤーでは、きらずり【雲母摺り】についての説明も掲載されておりました。*雲母の粉末をニカワなどで溶き、紙面に塗って摺りつける技法。胡粉(こぶん。貝殻を原料とする白い絵の具)を塗ったうえに摺られる事も。
(予告)根津美術館:企画展 はじめての古美術鑑賞 紙の装飾 5月25日(水)〜7月2日(日) https://t.co/TUvhEu6ghS pic.twitter.com/1w1BS2Typq
— 十禅師 (@hiyoshi1010) 2017年4月12日
昨年ご好評いただいた「はじめての古美術鑑賞」展、今年もやります!字が読めないからと敬遠しがちな書の作品を、墨流しにうち曇り、金銀泥下絵などの美しい「装飾」を切り口に眺めてみましょう。時期も少し早め、夏休み前に先生とグループツアーも可能です。どうぞお楽しみに。#根津美術館 https://t.co/x6TFhfXKPs
— 根津美術館 (@nezumuseum) 2017年3月10日
関連イベントとして、講演会やスライドレクチャー等も催されるそうです。
・講演会「北川一成がみる紙の装飾」
講師:北川一成氏(グラフィックデザイナー)
日時:2017年6月17日(土)14時から15時30分
講師:130名
詳細については、美術館サイトよりコチラをどうぞ。
【講演】6月17日、東京都港区の根津美術館で、「はじめての古美術鑑賞―紙の装飾―」展講演会「北川一成がみる紙の装飾」開催。講師は、北川一成氏(グラフィックデザイナー)。サイト・往復葉書で事前申込。定員130名。聴講無料(入館料別途)https://t.co/WQUnwIqQLF
— 歴史ナビ (@rekinavi) 2017年4月13日
インフォメーション
会場名:根津美術館
住所:東京都港区南青山6-5-1
なお…
同時開催として、館内の展示室5では、釉薬をかけず高温で焼成した陶器「焼き締め陶(やきしめとう)」の魅力を、展示室6では「涼一味(りょういちみ)の茶」と題し涼感をもたらす茶道具約20件をご紹介。