【東京23区】ひと月限りの、この世の楽園。-江戸時代中期に活躍した絵師・伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して『生誕300年記念 若冲展』が、東京都美術館にて開催されます。会期は、2016年4月22日(金)から5月24日(火)まで。今回のみどころは、若冲自身が、京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅(宮内庁)が東京で一堂に公開させることだそうです。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(Fraxinus2)
その技、際立つ。
初期から晩年までの代表作約80点を紹介。
今年で生誕300年を迎える、江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲。近年「奇想の画家」としてその存在が広く知られるようになった鬼才の、大回顧展が東京都美術館で開催される。(Time Out Tokyoより)
行列覚悟で上野に向かう。
『生誕300年記念「若冲展」』https://t.co/47nJjXOcx9 pic.twitter.com/HF26sKt5cB— Time Out Tokyo JP (@TimeOutTokyoJP) 2016年4月7日
【注目ポイント】生誕300年記念 #若冲展 では、「釈迦三尊像」3幅(京都・相国寺)と「動植綵絵」30幅(宮内庁)を一挙に公開します。これは東京では初めてのことです。なお本展は他会場への巡回はございません。 pic.twitter.com/v2VfGtb4gQ
— 東京都美術館 (@tobikan_jp) 2016年4月6日
動植綵絵(どうしょくさいえ)
現在も京都・相国寺に伝わる伊藤若冲筆「釈迦三尊像」を荘厳するために描かれた,30幅に及ぶ花鳥図の大作で,若冲の代表作として名高い。様々な植物,鳥,昆虫,魚貝などの生き物の生命感をいかに瑞々しく描写するかにこだわった若冲によるこれらの作品は,どの作品のどの描写もが,観る者を魅了する。(宮内庁サイトより)
明治時代に皇室に献上され、現在に至っているとの事。
また、小学館のハイライフマガジン「和樂」の編集長の方のブログでは、同展覧会の記者発表会の様子もご紹介してます。
記者発表会で説明に立たれた岡田美術館館長の小林忠先生は「もう、たくさんの絵を紹介する必要はない。若冲のいちばんの傑作だけを集めて、みていただこうと考えました」とお話しくださいました。(小学館「和樂」編集部日記 本誌編集長アンドリュー橋本氏 内覧会狂想曲より)
インフォメーション
会場名:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
ちなみに…
今年の新年初め東京・広尾の山種美術館でも展覧会が開催されましたが、調べますと若冲生誕300年を記念して、全国各地で展覧会・企画が催されていますね。「京都の地下鉄駅、学生が彩る 9大学から作品 「伊藤若冲市バス」も」(毎日新聞より)、「生誕300年の伊藤若冲を服とケーキで表現 ファイブフォックスが企画」(WWD JAPAN.COMより)
そして、兵庫の神戸市立博物館では、特別展『我が名は鶴亭―若冲、大雅も憧れた花鳥画』が開催中です。
かっこいい花鳥画=「花鳥画(かっちょいいが)」(^_^;)
神戸市立博物館で今週土曜日から開催します。
おめでたい花鳥画(南蘋風(なんぴんふう)花鳥画)の世界を是非一度ご覧ください!https://t.co/DEXy2k3Ipy pic.twitter.com/kIEEMLaaWo— 神戸ルミナリエ (@FeelKOBE_Lumi) 2016年4月7日
会期は、2016年5月29日(日)まで。*5月3日から作品の一部を入れ替え。